パーソナルスペース講座

本日は他人との適切な距離感を知る、ということでパーソナルスペースについて学びました。
パーソナルスペースとは、他者が自分に近づいても不快に感じない限界範囲のことです。
動物が自分の縄張りを侵されると警戒し威嚇するように、人間も防衛本能により自分の縄張りに侵入されると不快感を覚えます。

りぼん子たちはこのパーソナルスペースが近めです…
無意識に他の子や職員に近づいてしまうので、自分のパーソナルスペースを確認する活動を行いました。
まず、床に印をつけます。×印は自分の立ち位置です。
×印を中心に、青い円(密接距離:45cm以内)、黒い線(個人距離:45cm~1.2m)、赤い線(社会距離:1.2m~3.5m)、赤い線の外側(公衆距離:3.5m以上)の印をつけます。
りぼん子たちには、まずそれぞれの距離の意味について説明しました。
密接距離:家族や恋人など親密な関係の人との距離。
個人距離:お互いの表情が読み取れ手を伸ばせば触れ合える距離。友人や親しい人との距離。
社会距離:そこまで親しくないが、知り合いである人との距離。
公衆距離:全く知らない人との距離。講演会やコンサートなど。

次に、「家族(お母さん)」、「同性の友達」、「異性の友達」、「知らない人」、「不審者」を他の子に演じてもらい、どこまで近づいてもOKか測っていきました。
りぼん子それぞれで不快に思う距離はやはり違うのですが、みんな「家族(お母さん)」は密接距離まで近くにいても大丈夫でした!
無意識の時は距離が近くなってしまう子も、改めて考えてみると、友達は個人距離がいいと確認出来ました。
画像の説明
最後に、自分のパーソナルスペースを紙に表していきます。
実際に体験し、嫌だと思った位置にそれぞれの役柄のキャラを貼っていきました。

しかし、講座が終わると、また近くなってしまう子もいました(^▽^;)
繰り返し行い、身に付けていきたいですね!