みかんでごんす

T先生が、「なってたからさ、持ってきたよー」とご自宅の庭にあったというみかんを子ども達に持ってきてくれました。
すずなりに実ったびっしりのみかん。

枝ごとです。
実の重みで枝がたわんでいるほど。

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T先生の狙いは分かっています。

子ども達にみかんを食べさせたいのが目的ではありません。
それならスーパーで袋詰めされた物を買えばいいんです。
シロップ漬けの缶詰でもいいはずです。

そこではなく、T先生が本当に望むこと。

子ども達に、みかんがどう実るのか、どんな葉っぱをしているのか、どう収穫するのか、実を放っておくとどんな動物が食べにくるのかなどなど。
食べること以外のもっと他の情報をリアルに伝えたかったからです。

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過日は、「あけび」を持ってきて下さいました。
あけび。
今やデパートでは高級食材です。
スーパーでは扱っていません。
これもT先生の心意気。
あけびのつるがどう活用されているのか、あけびって何なのか、あけびはどう食べるのか、なぜ今はなかなか採れなくなっているのか、あけびのある森ってどんな所なのか。
そういったところを子ども達に伝えたかったからに他なりません。

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T先生、本当にいつも感謝しています。
みんなー、今回も勉強になったねー